2004年にアメリカで誕生したIndeed(インディード)は、世界60ヵ国以上で活用されている求人検索エンジンです。
2012年に日本でのサービス展開を開始し、2021年10月には日本国内のサイト訪問者数が月間で延べ3850万人にのぼるなど、今や日本でも多くの人に利用されているサービスです。
また、求人を出したい企業の方は無料で求人広告が掲載できるため、活用されている方も多いのではないでしょうか?
今回は、Indeedを使って求人広告を出したい方や、有料でもいいから多くの人にリーチをかけたい!といった方向けに
Indeedを使った求人広告の特徴や特徴、出稿方法をご紹介します。
Indeedは日本国内で2,890万以上訪問される国内最大級の求人検索エンジンです。
では、Indeedにはどんな特徴があるのでしょうか。
この章ではIndeedの特徴をご紹介します。
Indeedは従来の求人情報サイトとは異なる「求人検索エンジン」と呼ばれる部類です。
大小様々な企業の採用情報ページをクローリング(インターネット上のリンクからサイトを巡回し、求人情報の情報収集)しているため、掲載数は他求人情報サイトと比較しても圧倒的に多いといえるでしょう。
Indeedは、キーワードと勤務地を入力するだけのシンプルな設計になっています。
「キーワード」は職種や雇用形態を、「勤務地」には駅名や市区町村名を入力して検索を行うと、希望の地域でのキーワードに沿った求人情報が表示されます。
求人情報サイトは、サイト利用時に会員登録などのステップが必要になります。
しかし、Indeedは会員登録をせずに検索、求人情報の閲覧が可能です。
応募方法もIndeed上で登録した情報をもとに直接応募、もしくは求人掲載先に移動して求人情報を確認・応募することができます。
Indeedに求人広告を掲載するには2種類の方法があります。
・直接掲載
・自社サイトやATS(採用管理システム)の情報を掲載
この2種類の方法でIndeedに求人情報を掲載することができます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
Indeedは求人投稿画面から、直接求人投稿を掲載する方法です。
求人情報を掲載するためには、下記の手順を踏みます。
1.indeed求人掲載にアクセス
2.アカウント作成
3.求人情報の投稿
アカウントの作成から求人の投稿までは3stepと非常に簡単で、また、無料で行うことができます。
■直接掲載のメリット
・自社ウェブサイトや求人情報ページを持っていない場合にも利用できる
・求人情報を素早く投稿・編集できる
こちらはすでにIndeed上に掲載されているケースです。
先述のとおり、Indeedは求人情報をクローリングして求人情報を掲載しています。
自社の求人情報がすでに掲載されているかどうかを確認するには求人検索ページへ行って、会社名で検索を行ってください。
検索結果に会社名が表示された場合は、既にIndeed上に求人が掲載されていることになります。
■クローリングのメリット
クローリングのメリットは、求人情報が自動で掲載される点です。
そのため、求人サイトに登録する手間や複数の職種を募集したい場合でも求人情報を個別に入力する手間がかかりません。
■クローリングされるには条件がある
求人情報を掲載するにあたって、収集される情報は以下の8つです。
情報が足りていない場合はIndeed上に求人情報は表示されないため、下記を参考に、自社のページがクローリングの対象かチェックしてみてください。
1.実在する求人情報である
2.求人情報がHTML形式である
3.求人情報に応募ボタンなどの導線がある
4.仕事内容、雇用形態、職種、勤務地、最寄駅、休日、勤務時間などが記載されている
5.1職種、1勤務地、1URLでページが分かれている
6.求人情報ページが自社サイトのURLである
7.会員登録をしなくても仕事の詳細閲覧が可能
8.求職者が無料で応募できる
上記の内容を掲載していてもクローリングされていない場合は クローリング掲載 ページを参照してください。
Indeedへの掲載は基本的に無料で行うことができます。
そのため、「まずは求人票を掲載したい」「求人を出しているが急ぎではない」という段階の方は無料掲載から始めることをおすすめします。
・求人検索結果に求人が表示される
・求職者による求人情報の閲覧・応募
■スポンサー求人でできること
上記の項目に加えて、スポンサー求人では下記のようなことができます。
・無料掲載よりも上位に、高い頻度で表示される
無料掲載の求人は、時間がたつに連れて埋もれてしまいがちです。
しかし、スポンサー求人広告は無料掲載の求人よりも上位に表示され、表示頻度も高いため、求職者に求人を知ってもらう機会は無料掲載よりも多くなります。
また、スポンサー求人は無料掲載と異なり下部に「スポンサー求人」の文字がつきます。
・採用担当者へのサポートがつく
スポンサー求人には、求人の記載内容などへのアドバイスを実施するサポートがつきます。
求人応募内容の分析も行ってくれるため応募が伸び悩んでいる場合に相談することができます。
・「注目の企業」として求職者にアピール、認知の拡大ができる
一定の条件をクリアすると、「注目の企業」としてピックアップされます。
注目の企業は検索結果の各ページに1社のみ表示される他、求人と一緒に会社のロゴも掲載されるようになるため、より求人を目立たせることができます。
また、注目の企業は人気の検索キーワードや平均給与など、採用活動に役立つデータにアクセスできる他、「注目の企業」ページでステータスの確認ができるなどの特典もつきます。
様々なメリットのあるIndeedスポンサー求人ですが、気になるのは料金です。
この章ではスポンサー求人の効果と料金について解説します。
気になるスポンサー求人の効果ですが、効果はあるのでしょうか?
結論からいうと、Indeedのスポンサー求人は通常の無料掲載の求人広告よりも効果があるという結果が出ています。
Indeedには毎日求人が投稿されています。
そのため、無料掲載は、求人を掲載してから時間が経つとどうしても他の求人に埋もれてしまいます。
しかし、スポンサー求人は無料掲載よりも掲載期間が長く、検索結果画面上で目に留まりやすく表示されるため、求職者からの応募を得やすくなります。
Indeedの無料求人広告と比較して最大3.5倍(※)クリックされているなど、求職者からの注目度の高い求人になっています。
また、こちらはモバイル端末の結果ですが
注目の企業になり求人検索結果に会社のロゴが表示されていると、[応募する]ボタンのクリック率が18%(※)高くなるという結果も出ています。
※. Indeed データ(ワールドワイド)
Indeedはスポンサー求人の広告掲載費は、クリック課金型になっています。
クリック課金型とは、自社の出稿した求人広告のクリック(詳細が閲覧された)時にのみ課金される方式のことで、設定したクリック単価の金額によって掲載箇所が変動します。
クリック単価が高いほど上位表示されすいため、競合他社が入札金額を上げていくことが予想されます。
そのため、入札を上げすぎて広告費が思ったよりかかる…といったことも起こりえます。
「求人広告を出稿したいが求人ページがない」
「Indeedの求人広告って本当に効果があるの?」という方は、まずはIndeedの無料掲載から始めてみることをおすすめします。
Indeed広告で求人を出してみて「より会社の魅力を詳細に伝えたい」「自社の採用ページを作成したい」と思った際は、弊社で支援も行っておりますのでぜひ一度ご相談ください。